子宮がん検診を探す

子宮がん検診とは

女性特有のがんの中で、乳がんに次いで2番目に多いと言われているのが子宮がんです。子宮がんには子宮頸がんと子宮体がん(子宮内膜がん)の2種類がありますが、一般的に子宮がん検診といえば子宮頸がんを対象とする検診を指します。 子宮頸がんは早期に発見されると高い治療効果が期待できるがんであり、定期的な検診によって早期発見できれば、死亡率の低下が期待できることが既に科学的に証明されています。

こんな人は子宮(頸がん)がんに注意

子宮頸がんの発生にはヒトパピローマウイルス(以下HPV)の感染が強く影響していると考えられています。HPVに感染した場合、人間の持つ免疫力によってほとんどのウイルスは排除されますが、ごく一部の人では感染が持続し、前がん状態(異形成)を経てがん化するとされています。また、性活動が活発で、性交渉の相手が多いほど発がんのリスクが高く、性活動の活発な年代ほど感染の機会は増えます。感染してから発病までには10年前後の年月を要すとされており、そのため発症のピークは30歳代から50歳代となっています

近年、HPVに対するワクチンが開発され、既に欧米では広く普及しています。日本でも2009年に認可され、一般の医療機関で接種可能となりました。子宮頸がんは「検診とワクチンで予防できるがん」になったといえるでしょう。しかし、予防ワクチンを接種したら万全というわけではありません。確実に予防するには、ワクチン接種に加えて、子宮頸がんの検診を定期的に受けることが大切なのです。

子宮頸がん検診の種類

子宮頸部細胞診 HPV検査 画像検査

子宮がん検診のタイミング

近年はより低年齢での発生例が増加する傾向にあり、性交渉の経験のある20歳代以降の女性は定期的(少なくとも2年に一度)に検診を受けられたほうが良いでしょう。

【執筆】 松尾 義朋先生 放射線科専門医
イーサイトヘルスケア株式会社 代表取締役